当社で制作している「スパイスアップ」という地域情報誌がある。
地域のお店などに広告を掲載してもらい、印刷代などに充てているが営利目的で発行しているわけではなく、実際お金は余っていない。
しかし、この情報誌を作り始めて得たものがある。人との繋がりだ。
先日、某喫茶店へうかがった際のこと。初めてお会いした方なのに、とても親しく接していただいた。また、私の仕事が広告などを作っていると聞くと、興味深げにどのようなものを扱っているのかを聞いてくれた。このお店との繋がりは、取材し記事を載せるという事がキッカケで、決して広告を載せて欲しいという話しからの繋がりではなかった。
もし、私が営業で、初めてこのお店に行き、広告を出しませんか?などと言ったらどうだろう。私も少なからず経験があるが、話も聞かずに断るであろう。
無償で地域の人の活動などを記事にして広める事、そして冊子という手に取れるカタチになる事。これがとても大きな要素なんです。
これは、私のように小さく事業をしている場合に多いに役立つ事です。同じく小さな事業をやっている方。この話し、何かヒントになりましたか?