フリーランスは仲間をつくれ!

先日、地元(数駅隣)に住むイラストレーターとお仕事の依頼のためスタバで会っていた。仕事は無事お願いすることができる事となり、暫く話をしていた。

考えてみると、こんな事は今までには無かった。彼も滅多に無いですよねと言う。彼と知り合ってからは1年と経っていないが、仕事に関しては2度ほどお話をしたことがあるがその程度だ。しかし、なんというか、距離感がグッと近いのである。話していても、内容や金額、スケジュールなどが合わなければあちらからでも、こちらからでも断る結果になるだろうが、ためらい無くできる関係だと思う。この距離感は喃々だろう。やはり、地元であること。仕事以外で何度か顔を合わせる機会があること。そのため、打ち合わせなどのセッティングが早く労力を少なくできることなどから来るのだろうか。

そうだとすると、これはフリーランスにとってはとても重要なことだ。

フリーランスの売りは、まず自分の腕前、そして動きの軽やかさ。反面、大きな仕事、多くの仕事を抱えることはできない。対クライアントも1対1になるので、何か有ったときにフォローしてもらえる態勢が無い。そんなフリーにとって、もう一つクライアントに対して売りにできることが有るとすれば「あの人は、周りにいいクリエイターが沢山いる人だ」と思っていただくこと。

この業界は、仕事単位、クライアント単位のつながりが多い。つまり、タテのつながりの柱が沢山ある様なもの。クライアントや代理店からの仕事をしているデザイナー、イラストレーター、カメラマンetcのクリエイター(この呼び方はあまり好きでは無い)が交流を深めることで、自分の領域外の依頼にも対応できる、もしくは紹介することによって、クライアントに対しての信頼がアップし、仲間に対して仕事を分けることができる。

私がフリーになった頃などは、営業なんて考えなくても、いくらでも仕事が来たが、これからのフリーランスは、経営やセルフプロモーションを考えて行かなければならないと思う。そのために、仲間を増やすことはとても重要なのだ。

私は最初の方にも書いたが、地元地域のクリエイターを集めて交流すべく声をかけていこうと思う。私の中ではとても新しい試みだと思うが、会えた人にいろんな意見を聞いてみたい。

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