ロゴマークと商標

グラフィックデザインのお仕事の中に、タイポグラフィーと言う分野があります。ロゴマークらタイトル制作など。学生時代にタイポグラフィーの授業を専攻していたこともあり、この分野は得意でもあり好きでもあります。

ブランドは焼印

ロゴマークはブランドを示す印です。ではブランドって何かと言いますと、これは有名な話なので知っている方も多いと思いますが、焼印だと言われています。この牛が自分の牧場の牛だとわかるように焼印を押した。ということでしょう。痛そうですね。

日本にも古くからロゴマークは存在してますよね。家紋はどうでしょう。家風を表す図柄ということではまさしくロゴマークじゃないでしょうか。日本のロゴマークと言う本によると、現在は使われていませんが「味の素」の美人マークは明治42年に作られたそうです。他社との差別化、ブランド認知は大昔から考えられていたんですね。

ロゴマークを頼まれる時、大事なのは何を伝えたいかです。広告やデザインを作るのと同じですね。企業なら例えば企業理念を(違う場合もありますが)、ブランドなら伝えたいブランドイメージやその価値、意味を感じるものでなければなりませんね。意味を込めるというのが大事です。次にテクニカルな点では使用方法です。これもチラシ一枚作る時と同じで、このチラシをどうやって使うのかわかってないと使い勝手が悪いものができます。ロゴマークも、モノクロ1色で使う場合や4色掛け合わせの場合、特色の場合などん用意が必要ですし、最低使用サイズや禁止事項、組み合わせ指示も大事です。これらがないと、せっかく作ったロゴマークのイメージを統一した使用がコントロールできません。

商標が取れなかった例も

もう一つ大事なのが、商標登録です。例えば新しいサービスが生まれる時、ほとんどの場合、企画が作られ、ネーミングやロゴマークトーン&マナーなどが制定され、最後に商標登録を弁理士さんにお願いするという流れになります。しかし、持ち込まれたネーミングが登録できない名前だったと言う例があったという話を聞いたことがあります。最初から商標お登録を考えているのなら、弁理士さんを通して商標が取れるか確認してからのほうがいいですね。

マジックでは商標登録からロゴマーク制作まで一貫して承ります。

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