半歩引くか、前に出るか。

前にも書きましたが、当方はフリーランスデザイナー→法人化した、なんちゃってデザイン会社でした(今は違いますが)。法人化しているフリーランスですね。私がフリーになった当初は当たり前だったんですが、最近では法人化していない人をフリーランスという括りにしている空気がありますね。まぁ、いいんですが。 “半歩引くか、前に出るか。” 続きを読む

同友会新春例会

中小企業家同友会 例会

先日、神奈川県中小企業家同友会横浜・川崎支部合同例会に参加しました。

同友会の例会、は中小企業の主に社長さんが集まって、経営についての勉強やディスカッションを行う場。いつもながら、皆さん立派な方ばかりなので、喝を入れられてまいりました。

私がフリーランスになったのが23歳の頃。それ以来少人数でやってきました。

例えば10人規模の会社、30人規模の会社、50人規模の会社って、営業や広報のやり方が違うと思うんです。ずっと大手メーカーの下請けでやってきて、これからもその形式で事業を拡大していくという製造業の会社もあればオリジナル商品を開発・販売していく会社もあり、やはり新規顧客拡大方法や営業手法は違うと思います。

いずれにしろ、これから中小企業は技術力もさることながら、繋がりを広めていき、信頼を多く獲得することが大事だと思います。そんな訳で、当社も神奈川県中小企業家同友会に入会しました。

今年はもう少し県や市関連の他、地域をよく見て繋がりを作り経営を拡大、安定させていきたいと思っています。

お仕事としてのデザインの話

このブログを始めて1年と2ヶ月が過ぎました。
このブログを開設したのは、
私も含め、仲間も知り合いでは無いが同業種の方も、
どうにも昔のようには仕事が回っていかなくなってきているのを感じてきた頃です。
私は池尻の事務所をたたみ、自宅での仕事を始めました。2012年12月からです。
2013年はほぼゼロからのスタート。どうしたら良いものかと模索していましたが、
事務所を移転したのだから、この地(地元)を中心に動くのが正攻法だと考え、
地元の店舗の仕事を少しずつ受注してきた1年でした。
グラフィックデザインと一言で言っても、ありとあらゆるお仕事があります。
広告代理店の制作スタッフとして広告を作るのも、小売り店からの依頼でPOPを作るのも
グラフィックデザインのお仕事です。ある意味、ツブシが効くのかもしれませんね。
私を含め、デザイナーと称する人種は
技術的にはあらゆるジャンルの物を作る事が可能なんです。
でも、いざ「お仕事として」というと、みんながうまくいっている訳じゃない。
苦しんでいる人が多いんじゃないでしょうか。特にフリーランスは。
この1年、私も思い知らされました。
お仕事として成り立つには、仕事が来るか来ないか。この1点次第です。

どうしたらお仕事を受注できるか。
どうしたらいいデザインになるか。

この二つの答えが揃って(正解でなくてもいいです)、
デザイナーはお仕事として(食べていける)デザインが出来るんだと思います。

いなり寿司を見て思うこと

今日は地元と言うには少し遠い、中山の商店街にポスティングに行った。
帰りに霧が丘の従兄弟のところに寄るので、和菓子屋にてお土産を購入し、自宅用にもおいなりさんを。

今日の仕事を終え、お稲荷さんの包装をほどきながら思う。決して大きくはない和菓子屋の物静かなご主人。知り合いにおこわや焼き芋、焼きそばなどを売る商売をしている人がいる。同じように食べ物を売る商売なのだが、彼は祭りなどのイベントで売る。常にその一回の売上額の大きさの魅力を口にする。そしてイベント前日は準備のために徹夜だ。
どちらがいいとかいう事ではない。ただ、包装を開ける瞬間フッとそんなことを思ったのだ。

この一年、これからの自分の仕事をどうしようか考えているが、どうにも結論が出ない。自分の仕事でもいろんなスタイルがある。どういう物を作りたいかとか。どういうクライアントの仕事をしたいかというのも当然大事だが、仕事を通した日々の自分の在り方というか、どういう日々を過ごすかということは、とても大事なことなんじゃないかと思ったのだ。ビジネスという観点とは別の視点だが、そういうことは実はとても大事な要素なんじゃないか。

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