趣味か仕事か

私が毎日やっていることは、趣味か仕事か

仕事を始めた頃

高校卒業後、専門学校に進んだ私は就職に失敗。というより、後先考えずに当時のバイト先である代々木のプロダクションに「就職はしない」と告げた。本当に、何も考えていなかっただけ。この社長の下では働けないと思った。
その後、紹介で入ったのは半蔵門の事務所で、フリーランスの人のアシスタントでした。その影響か、いつかは自分もフリーランスになろうと思ってた。
それから2年ほどして原宿のデザイン事務所に就職。24歳の時そのデザイン事務所をやめて独立。その後いろいろな経緯があり、94年に法人化。しかし2012年に事務所をたたみ、自宅での仕事を5年ほど経験し、2018年に再び事務所を借りて現在に至ります。

ただ好きで始めた仕事

ただグラフィック(またはアドバタイジング)デザインというものが好きで仕事にしました。また私が仕事を初めたのもバブルのはるか前で、特に広告業界は有名アートディレクターやイラストレーターの人気で湧いていた時代で、仕事はいくらでもありましたから、経営などと考えなくてもフリーランスという職業は経営が成り立っていたのです。私の周りにもたくさんのフリーランスデザイナーがいましたからね。

しかし、時代は変わり事務所をたたんだ2012年以降、暫くして、好きでやっているだけじゃダメだ。まがりなりにも事業と呼べるようなカタチにすることが必要だと考え始めました。後に某団体に入会したことも大きく影響していますが。

事業という意識

昨年から、事業計画書なるものを作り始めました。元々がフリーランスのせいか、そういうものには縁がなかったし、意識したこともなかった。しかし、近年、商売すること自体が楽しく、もっと売上を上げようとか、喜ばれようとか、言葉は悪いかもしれないがゲームのように取り組んでいるので、計画も建てたいと思ったのだ。事業計画書を作っていない時は、頭の中で考えたり、メモに書いたりしていたが、次はどっちに進もうとか、ゲームに例えれば、軍資金を少しづつためて武器を買おうとか考えるときに事業計画書があると便利だ。実際、この事業計画書があると、次の一手を決めやすいのも事実である。

やっぱり好きなことの延長が仕事

元々が好きだというだけで始めた仕事。その感覚は今も変わらない。企画を考えたり、デザインしたりというのは、実に楽しい。どうしたら商品の特徴を伝えられるかとか、ネーミングを考えてぼやっとしていた存在が明確になったりとか、白紙から絵が作り出されたりとか。しかし、仕事という枠で考えると好きでやっていることばかりではない。当然、利益やリピート率、LTVなどを考えなければならないし、仕事が発生するように動かなければならない。そこまでひっくるめて事業だし、降ってくる仕事をしていればいいフリーランス時代とは違う。だから、決して楽しいことばかりではなく、利益率が高い仕事ほどルーチンワークに近かったりする。大事なのは、仕事すべてを楽しむことだろう。楽しめるようにもっていくと言ったほうがいいかもしれない。元々好きでやっていた仕事だからこそ、今も変わらずに続けていられるし、商売としてもどんどん楽しめるようになってきたのだ。だからこそ、楽しめるように持って行くことも容易いのだと思う。好きな部分が小さいと、しんどい部分がどんどん膨らみ、事業を続けるモチベーションの維持は難しいかもしれない。

事業を進めていく中で、少しでも自分が好きなことをの延長方向に触手を伸ばして行けたら最高だ。あまり利益のみを追求すると、つい、逆の方向に進みがちだ。好きこそものの上手なれというように、やはり「好き」の延長が仕事になるのがいいというのが私の結論。みなさんは、好きなことを仕事にしてますか?

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