広告デザインはコトバを先に考える

中小企業の場合、パンフレットなどを社内で作る場合も多いですのね。そんな時、以下が少しでも参考になればと思います。

絵先?コトバ先?

例えば歌謡曲なども、詩が始めにあったのか、曲に詩をつけたのか。「詩先・曲先」なんて言いますね。

広告も同じで、絵を先に考えるのか、言葉、例えばキャッチフレーズとかタイトルなどが先なのかということがあります。

私がいた広告の現場では、実は同時でした。コピーライターもデザイナーも、言葉と絵をサムネールにしてアイデアを出し合う。当然、言葉だけのアイデアがあってもどんな広告になるかわかりませんしね。絵だけの場合は「例えばこれに○○○みたいな言葉が大きく入る」なんて言い方はできるかもしれませんが。

同時と言っても、商品やサービスのコンセプトとなる言葉は最初になければ、何を伝えればいいかわかりませんから必要です。例えば商品がレモンケーキだったとしても、どんなコンセプトの商品なのか、何を感じて買って欲しいのかが無いと広告デザインは作れませんし、きっと売れないでしょう。

とはいえ、コンセプトは必要

例えば商品の特徴が「リアルなレモンの香り売り」だと言われたら、どこ産のレモンなのか。少し苦味まで感じられる香りなのかなど深掘りして、そこからデザインのコンセプトを作っていきましょう。

  • 瀬戸内の遠くに船が見えるビジュアルと手前にレモン畑
  • 水彩画のようなイラストを使って表現
  • シズルが飛び散る写真で!
  • レモンの山の中心に商品を置くビジュアルで
  • レモンの中から出てきたようなビジュアル
  • レモンをかじっている人と商品を味わっている人を半々に

など、様々な案、様々なトーンが考えられます。もちろん言葉もです。これは、どんな商品の広告を作るときでも同じです。商品の魅力が伝わる広告を作るために、ご参考にしてみてください。

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