明日のためにその五 オリジナル商品をつくる

前回ターゲットを絞ろうと書いた。ネット上のいろいろな文献や、起業セミナー等でも誰でも言っていることに、いつ誰にどうやって・・・などと言うものがある。私もいろんな人から、何度聞かされたことか。しかしそのコトバは、いつも頭を素通りしていた。デザイナーの仕事は、まだ形のないものを作ることで、上記のコトバはピンと来なかったのだ。
しかし、今価格表を作り、印刷だけでも請け負い、地域のお客さんにターゲットを絞り、毎日チラシを播いている私に、そのコトバが嵌まってきた。そう、自分が変わらないと当てはまらなかったのだ。

さて、チラシ配付で街を歩きながら、いろいろなことを考えている。
そもそも私は人が苦手なので、滅多にお店の人に直接チラシを渡すことは無い。しかし、本当は直接渡した方がいいことはわかっている。だから、例えばこのお店のひとだったら、何て言って入っていったらいいかなどと考えながら歩いているのだ。先日は、のぼりを出しているお店に「1年〜2年でヤレてきますよね。再印刷の際はお声をかけてください」見たいな言い方をした方がまだいいんじゃないかと考えながら歩いていた。声をかけることは結局無かったが。

しかし、今それでもだめじゃないかと思っている。(いや、それはそれでいいんだが)もっと踏み込んで、よそに無い商品じゃないといけないと思うのだ。難しいことはわかっているが。例えば何処の会社でものぼり印刷はやるでしょう。それを「のぼり印刷やりますよ!」と言ったって、相手からすれば「あ、そう」ってな感じだと思います。
ところが、よそには無い、よそが売りに来ない商品だったらどうでしょう。仮にお客さんAに営業して無反応だったとしても、私なら営業する気になれます。商品によって少し自信が持てます。
前に書いたターゲットをちゃんと絞った商品だったら、そのターゲットに向けて営業すればいいんですから、今までみたいに青葉台の商店全部などに配付しなくても済みます。

まぁ、自分なりにネタ(自社商品)は考えましたが、本当にこんな考え方でいいのかはわかりません。
しかし、漠然とやっていたことオリジナル商品開発が少しずつ明確なものになってきた気はします。

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