明日のためにその五 オリジナル商品をつくる

前回ターゲットを絞ろうと書いた。ネット上のいろいろな文献や、起業セミナー等でも誰でも言っていることに、いつ誰にどうやって・・・などと言うものがある。私もいろんな人から、何度聞かされたことか。しかしそのコトバは、いつも頭を素通りしていた。デザイナーの仕事は、まだ形のないものを作ることで、上記のコトバはピンと来なかったのだ。
しかし、今価格表を作り、印刷だけでも請け負い、地域のお客さんにターゲットを絞り、毎日チラシを播いている私に、そのコトバが嵌まってきた。そう、自分が変わらないと当てはまらなかったのだ。

さて、チラシ配付で街を歩きながら、いろいろなことを考えている。
そもそも私は人が苦手なので、滅多にお店の人に直接チラシを渡すことは無い。しかし、本当は直接渡した方がいいことはわかっている。だから、例えばこのお店のひとだったら、何て言って入っていったらいいかなどと考えながら歩いているのだ。先日は、のぼりを出しているお店に「1年〜2年でヤレてきますよね。再印刷の際はお声をかけてください」見たいな言い方をした方がまだいいんじゃないかと考えながら歩いていた。声をかけることは結局無かったが。

しかし、今それでもだめじゃないかと思っている。(いや、それはそれでいいんだが)もっと踏み込んで、よそに無い商品じゃないといけないと思うのだ。難しいことはわかっているが。例えば何処の会社でものぼり印刷はやるでしょう。それを「のぼり印刷やりますよ!」と言ったって、相手からすれば「あ、そう」ってな感じだと思います。
ところが、よそには無い、よそが売りに来ない商品だったらどうでしょう。仮にお客さんAに営業して無反応だったとしても、私なら営業する気になれます。商品によって少し自信が持てます。
前に書いたターゲットをちゃんと絞った商品だったら、そのターゲットに向けて営業すればいいんですから、今までみたいに青葉台の商店全部などに配付しなくても済みます。

まぁ、自分なりにネタ(自社商品)は考えましたが、本当にこんな考え方でいいのかはわかりません。
しかし、漠然とやっていたことオリジナル商品開発が少しずつ明確なものになってきた気はします。

明日のためにその三 HPとFBページを作る

企業をターゲットとしない事業を展開する為に、「街のデザイン屋さん」という屋号を作って、8月から進めている。ホームページはすでに先月公開していて、本当はドメインを取得した方が良いのだが、独自ドメインの無いjimdoの無料コースだ。design space magicでjimdoの制作を請け負う為に開いていたものを流用した。おかげで使い方はけっこう修得したつもりだ。

地域密着の事業なのではたしてHPがどれぐらい役立つかはわからない。はっきり言って遠くの人に見てもらっても仕方がない・・・と思っていた。しかしどこのユーザーだろうがPVが増えればヒットしやすくなるだろうし、やはりHPは必要かもしれない。現在アクセスは527。少ないが、その中で同地域で気になってくれる人が数人でもいればめっけものだと思うようにしている。

FBページは今日開設した。何と言っても広報しなければ始まらないので、ネットにすがっている感じだ。あと、今まで行ったことがない相互リンクサイトへの登録も行った。私のいる横浜地域に絞ったものだけリンクしている。googleアナリティックスを見ると相互リンクサイトからも各6〜7名来ている。地元の地名や駅名または職種で検索したものと考えているので、他のものより期待している。

今現在、HPを見ましたと言って問い合わせてくるお客さんはいない。結構心が砕けそうだが、明日のためにその一、その二とあわせて進むしかない。

業務提携のお知らせ

有限会社デザインスペースマジックは有限会社サインサポートと業務を提携しています。
サインサポートは地元地域の店舗サインを専門に制作している会社です。
かねてから地域のお客様の仕事をするのであれば、協業する業者さんも出来る限り地域の方と思っていました。
この提携で今までの印刷媒体よWEBのデザイン制作業務に加え、
・店舗看板制作
・デジタルサイネージ販売&映像コンテンツ制作
・ユニフォーム制作(Tシャツなど)
・名刺・ショップカードなどの印刷
・のぼり旗・横断幕制作 ほか
が受注できるようになりました。
すべてデザインから印刷、納品までワンストップで出来るのが強みです。
今後とも、何卒宜しくお願いいたします。

A看板/デジタルサイネージ

ネットで買える格安A看板

最近、店舗のPOPで大流行なのが「A看板」です。
みんな手描きで、みんな蛍光ペンで・・・
うまく使えばコストも安く済みますし、おしゃれな感じに出来ると思いますね。
でも、私がみたところ、うまく使えている方は少ないですね。
黒い板に蛍光ペンで書いているのが多いですが、あれは見にくい・・・(泣!)
何が書いてあるのか、せめてキャッチコピーだけでも、通り際に見えないのでは
作った甲斐がありませんね。

地域に合ったPOPを

あと、東京の混雑した中にポツンと小さな間口のシャレオツなお店があって、小さなA看板があるとそれは狙いがあっていると思います。でも、この辺り(横浜市青葉区)の住宅街のお店にあんな小さな看板じゃ小さすぎます。この辺りは車で移動する人が多いので、せめてもう少し大きな看板の方がいいでしょう。または旗を立てるとか。場所や地域の人の動きにあったPOPが必要という事です。

デジタルサイネージ

お仕事の話になりますが、ウチではデジタルサイネージを扱い始めました。印刷媒体もデザインや企画で大きな効果がありますが、デジタル看板は印刷しなくてもいいんです(笑)。季節が変わってメニューが変わった、級にキャンペーン告知を打ちたくなった。
もう一度いいます

印刷しなくてもいいんです!

通りかかった人を音と映像で引きつけます。これはポスターには出来ない事ですね。ウナギ屋さんが、店先でにおいを出して惹きつけるでしょ。においは出ないけどあれに近いです。
気になった方は、下記よりお問い合わせくださいね。

http://magic-design.org/html/form.html

残念じゃない商品写真に挑戦(仮・開催未定)

まだまだ未定ですが、店舗オーナー、スモールビジネススタッフ向け写真撮影セミナーを開きたいと思ってます。

近年、カメラのデジタル化とその性能の発展、そしてオフセット印刷の簡易化やホームページが主流になった事によって、食品店、飲食店、販売店経営などのビジネスでは、営業、販促ツール用の写真は自社(自分)で撮るようになりました。それをお仕事にしていたカメラマンはもう、仕事がありませんね。でも、それが現代です。

でも、ちょっと待って、よーく自分で作ったチラシを見てください。本当にそれで十分ですか??ウチの商品、美味しそうに見えてますか?違う色に写ってませんか?せっかくお金をかけて印刷するのにその写真でもったいなくないですか?

少しの工夫と、もう少しの機材を足してチェックポイントを守れば、残念な写真を残念じゃない写真に出来るんです。プロのやり方を伝授するつもりはありません。みんなが実践できるやり方でビジネスを応援できればと思ってます。

場所は青葉区か都筑区あたりを検討しています(未定)もし、興味のある方がいましたらご連絡ください。

フォントの話

長い事モリサワのフォントを使っている。

得意先との関係でモリサワの書体が必要だったし、業界標準になっているのでDTPにはかかせない。

しかし、最近webのお仕事をするにつけ、モリサワの出番が少なくなってきている。画像として貼るのであればいいが最近はSEOの関係で打ち文字にする部分が多い(みたいだ)。そうなると当然世の中の多くのユーザーが使用しているフォントを優先して使用する事になる。そうしない事もできるようだけど、HPの作り方はどんどんシンプルになってきている気がする。

大昔は「こんなフォントじゃカッコ悪い」「奇麗じゃない」などと言って画像を貼っていた気がするけど、HPの目的はキッチリ伝える事や軽く動く事、表示トラブルを無くす事に重心が移っている。そうなるとwebでモリサワフォントの重要性は薄れてくる気がする。

とはいえDTPの世界ではモリの書体は大事だ。DTPでは写研無き今、モリサワに頼らざるを得ない。

しかし、世の中を見渡すと、あれ?この書体は作ってる?それとも既製品?と思う事が多くなった。そこで、今まであまり調べた事が無かったフリーフォンとなるものを検索すると出るは出るは。昔とはケタ違いに沢山存在してるんですねぇ。びっくりです。その中でも手書き風なるフォントは多く、これが結構使えます。横浜市が配布しているフォントなんてのまで有ります。

http://www.city.yokohama.lg.jp/bunka/outline/brand/output02.html

世の中どんどん変わっていくのですねぇ。興味がある方は検索してみてください。

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