綺麗な色合い、かっこいい写真、クールなイラストなんか使って、すっげぇ質感のいい紙に印刷してある。誰が見ても「いいデザインですねぇ」なんて言いたくなる。そんな印刷物が有ったとしましょう。 “いいデザイン協会 広告デザイン” 続きを読む
ホームページ用ライティング&フォトはじめました。
ホームページ制作会社に発注したら「テキストと写真は、そちらで用意して下さい」って言われた、なんて事ありますよね。 “ホームページ用ライティング&フォトはじめました。” 続きを読む
いいデザイン協会 シズル感
これから、当社のお仕事である、いいデザインについて書いていこうと思います。
「いいデザイン」ってなんでしょう。当社でもわかっていません。もとい、その問いには速答できません。捉え方が大き過ぎるんですね。
当社のお仕事は主にグラフィックデザイン。広告デザインなので、その範囲で、個別の案件でなら答えが出せそうです。 “いいデザイン協会 シズル感” 続きを読む
手づくり感ってヤツが大好き
いつごろからだろうか、イラストレーションでもグラフィックデザイン、例えばフォンとひとつでも、手づくり感があるものに出会うと、ウワァー!と惹きつけられてしまいます。アイディアを探している時など、よく書店に出かけたりしますが(最近してないなぁ)探しているものでは無いのに、半ば無理やり目に飛び込んでくる。そんなものが、本当に自分が好きなものなんじゃないでしょうか。「こっれ、いいなぁ〜」とか、思わず言っちゃったりしませんか(笑)
いつから?
学生時代に雑誌illustlationに載っていた、アンドレアバルッフィ(たぶん)というイラストレーターのイラストに魅かれたのを覚えています。平面的な色構成で静かな夜の街の一角なんかを描いたもの。ファインアートより大量生産された印刷物の中に魅力を感じますね。なんか、別段貴重品扱いされないもの。何故そういうものに 魅力を感じるのかは解りません。
ケロヨンの藤城誠司
私が小さい時、木馬座のケロヨンがTVで放送されていました。作家はもちろん藤城清治(私と一文字かぶっているのが嬉しい)。藤城誠司といえばケロヨンより宇津救命丸のCMのほうが有名です。あの切り絵の世界。まさしく手づくりそのもの。本当に魅力的です。
手紙社
acebookから知ったんですが、「手紙社」という会社があります。これがまたすばらしく私の好きな世界観を持った会社です。きっと、スタッフみんなが、同じ完成を共有してるんじゃないですかね。そういう人たちが集まれたって、とっても幸せですね。この会社の作り出すものは、何にも考えず、ただ眺めたりして楽しむのが私流。多かれ少なかれ、趣味の世界ってそういうもんですよね。ね!
手紙社ホームページ http://tegamisha.com/
私の絵
お仕事で活躍したことは無いんですが、私もこんな絵を描いたりします。まどうでしょう、絵手紙社さんや藤城清治さんと通じるところがあるでしょうか。これは、手描き→イラレ→フォトショで描いていますが、シルクスクリーンや謄写版でもトライしました。でも今はやっていません。そのうちまた、やってみたいですね。
自分の目線が大事
フリーやSOHOのグラフィックデザイナーは、デザインに対する信念や感性を保持し磨き上げ進む事をしながら、一方で経営も考えなければならない。
いいデザインだから高く売れる。だから経営は安泰。などと考える人はいないだろう。
デザインの善し悪しと売り上げ、純利益とは一致しない。そもそも、デザインの善し悪しってのも曖昧なものだ。そこには、プレゼン方法や得意先に対する洞察力、話術 etcが必要で、デザインを作り上げる事とクライアントに対して良いものを提供できる事とは全く別なのである。
しかしだ、やはりグラフィックデザイナーにとって大事なのは、自分の目線で見た時、どういうデザインを良いものと思っているのかだ。
最近、いろいろ考えたが、結局そのシンプルな場所へしか辿り着かなかったというお話し。
私の好きだった広告
大貫卓也全仕事という本がある。
もう、随分昔の本だが、見返してみると私が好きだったスタイルのたくさんの広告が載っている。正攻法で、伝いたいことをストレートに表現(決してモロダシではいけない)。大貫さんの場合は、結構ウィットがあるものが多い。
じゃぁ、今の広告には無いか?というと、実はあまり見ていないのでわからない。
たぶん、無い事も無いだろうが、こういうスタイルの広告で大衆に訴えられる事が少なくなった気もするし、クライアントも納得し難い。結果、こういうスタイルは少なくなってきたんじゃないだろうか。多くの利益を生む商品の広告には多大な費用がかかるので、効果の少ない広告を打つことは出来ないが、小さなコミュニティ向けなどに、惜しみなくこういうセンスや知識を使って行けば、近年やたらとある地域のイベントなどのチラシやポスターももう少し「クオリティの高い表現の場」としての価値が生まれるんじゃないかな。
私は、もうマス媒体の広告を作ることはやっていないが、例えばチラシひとつ、HP1ページ作るにも、きっちりと考えて作っているつもりだ。もし機会があれば、自分の僅かな知識と経験を活かし、こんな素敵なデザインを作り上げてみたいと思う。