同友会新春例会

中小企業家同友会 例会

先日、神奈川県中小企業家同友会横浜・川崎支部合同例会に参加しました。

同友会の例会、は中小企業の主に社長さんが集まって、経営についての勉強やディスカッションを行う場。いつもながら、皆さん立派な方ばかりなので、喝を入れられてまいりました。

私がフリーランスになったのが23歳の頃。それ以来少人数でやってきました。

例えば10人規模の会社、30人規模の会社、50人規模の会社って、営業や広報のやり方が違うと思うんです。ずっと大手メーカーの下請けでやってきて、これからもその形式で事業を拡大していくという製造業の会社もあればオリジナル商品を開発・販売していく会社もあり、やはり新規顧客拡大方法や営業手法は違うと思います。

いずれにしろ、これから中小企業は技術力もさることながら、繋がりを広めていき、信頼を多く獲得することが大事だと思います。そんな訳で、当社も神奈川県中小企業家同友会に入会しました。

今年はもう少し県や市関連の他、地域をよく見て繋がりを作り経営を拡大、安定させていきたいと思っています。

商品はなんですか?

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デザイン事務所の仕事は、主に請け負いです。

「こういうものを作って欲しい」

「こういう媒体に載せることになった。ついては、デザインを依頼したい。」 等々。

そういえば、その昔ファイロファックスというシステム手帳が流行っていた時、

その中に入れるページを商品として作っているデザイン事務所のお手伝いをしたことがあった。

あれなんかは、自社製品の製作販売ということになる。

そう、今考えているのは仕事の依頼を待つのでは無く、どんどん作り上げることだ。

もちろん、それが商品となって新しい事業の一つとなればベストだが、それでなくてもカタチにして見えるものを外に対して見せていかなければならないと思っている。

そもそも、私たちの仕事は、目に見えないサービスや考え方なども見えるように広告にすること。

自分のことだと、なかなかうまくいかないのは昔からだが、ここは一番、「自社の商品をカタチにすること」を今年の目標にして行きたいと思う。

 

自分の目線が大事

フリーやSOHOのグラフィックデザイナーは、デザインに対する信念や感性を保持し磨き上げ進む事をしながら、一方で経営も考えなければならない。

いいデザインだから高く売れる。だから経営は安泰。などと考える人はいないだろう。

デザインの善し悪しと売り上げ、純利益とは一致しない。そもそも、デザインの善し悪しってのも曖昧なものだ。そこには、プレゼン方法や得意先に対する洞察力、話術 etcが必要で、デザインを作り上げる事とクライアントに対して良いものを提供できる事とは全く別なのである。

しかしだ、やはりグラフィックデザイナーにとって大事なのは、自分の目線で見た時、どういうデザインを良いものと思っているのかだ。

最近、いろいろ考えたが、結局そのシンプルな場所へしか辿り着かなかったというお話し。

課題の解決とは?

地域の課題をビジネスで解決するという活動をしている地元のNPO法人がある。
以前から聞いていたが、ピンと来なかった。
議員さんなどをよんで、問題を提起してもらうようだが、たとえばそこに参加したとして、ひとつの問題に対して私が用無しだった場合、次のお題を待つ事になる。そんなに沢山の課題が同時に動くとも思えないので、実働はしないが(仕事にはならないが)「みんなで一緒に考える事」に参加というカタチになる。それはあまりにボランティア感が強い。その割には入会金、年会費、月会費をしっかり取る。なのでそこへは参加していないが、昨晩「LOCAL GOOD YOOHAMA」という会議に出席した。そこで、そのNPOの理事長の話を聞き、この考え方に光るものが見えた気がした。

前出のNPOの活動は、地域の課題を提起してもらい、解決方法を模索すると言うものだ。課題とは何だろう。

私が広報を担当している「あおば放課後芸術大学」は、子ども、働き世代、シニアの放課後を創造し豊かにするというのがテーマだ。
昨日、参加していただいているアーティストの方の取材だった。そこで聞いた話に「この団体が問題提起も無しに、ただワー!とみんな盛り上がったね!見たいな感じで成功とするなら、あまりに意味が無いね」というのだ。このままだと、確かにそうなると思う。アートもメッセージや思いがあり、その表現でないといけないという話も聞いた。これは、大事な事だ。つまり、おおよそどんなことでも「問題」「課題」「メッセージ」が先に有りその解決や表現をしているという事。

あおば放課後芸術大学で言えば、「子ども、働き世代、シニアの放課後を創造し豊かにする」という事の中には「子どもにとって、学校の勉強からはみ出した事の中に、これから活きていくために大事な感性や考え方を成長させるものがあるのだから、その場を提供していきましょう」「働いている方は定年後、何をしたらいいのかわからず、地元との係わりも希薄になりがち。定年後の日々を豊かに過ごせるように今から少しずつ準備できる場を提供します」「シニアは人生の放課後をより充実できるように、やれる事、楽しい事を提供します」という問題を解決しようという構造が有る。しかし、しばしば忘れがちだ。

仕事でもそうだ。たとえば飲食店はお客さんに美味しいと喜んで貰わなければならないという課題をどう解決するか。そのために工夫が生まれる。暑い時期に食欲を増すようにとか、健康の為にヘルシーなものをとか、いかにお客さんのためになるかを考えないと、お店の発展は無いだろう。私の仕事でも、課題、メッセージは何なのか、そこを常に考えながらやらないと、だれも振り向いてくれない、つまりお客さんがつかない、売れないという事になると思う。

課題とは、常に身近にあるのだというのがわかった昨晩だった。

ポスティングから注文来たる

先日私の留守中に問い合わせ電話が入ったと携帯にメールをもらった。
ポストに入っていたチラシを見て電話したとのことだ。
問い合わせがあったお店が入っているマンションへは一度しかポスティングしていない。
偶然とは言え凄い確率である。
お店は今年5月にオープンしたばかりの居酒屋さんで、看板、暖簾、Tシャツはすでに揃っている。
今回は名刺とショップカードを依頼された。
とても気さくな方で、これからも長いお付き合いをしたいと思っている。
ところで気がついたことがある。地域密着に絞ってからお仕事をいただいた店は
すべて開店1年未満だ。しかも、新規オープンするから全部作ってくれなんてお話は無い。
すでにオープンしていて営業には支障ないが、足りないものがある。
しかも、すでに看板やらを頼んでいる業者には頼まない(頼めない?)
これはニッチかもしれない。

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