広告のデザインでは、写真を使う場合が多い。訴求するものが、サービスではなく商品の場合は尚更だ。
特徴やシズル感を伝えるためには、必ずしも写真を使うとは言えないが、大抵の場合商品カットなるものはあるし、クライアントもそれを望むだろう。
近年、デジタル一眼がブームで、それを生業にしている人でなくてもいい写真を撮ったり、ライティングを考えたりすることもある。それだけに、広告(デザイン)用写真は大事である。アマチュアカメラマンと明らかな一線が無いと価値が下がるからだ。
アマチュアの場合は、デジタル化してせいぜいプリントが着地点だが、印刷媒体のための写真は印刷物が着地点である。この差は大きく、プロではない多くの人がネットで印刷した物が綺麗ではない原因のひとつでもある。
人物写真を撮る場合など、多くの場合デザイン担当者が決めたものを撮るのではなく、カメラマンとデザイナーが話しあい、写真を(絵を)作っていく。それだけ、カメラマンの技術や感性がデザインを作る上で大事だということである。これはイラストレーターやコピーライターとの関係も同じだ。
’15 横浜市青葉区民マラソンポスター
photo:松 岡 伸 一 ad,d:佐藤 慎治
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