商売はどれでも同じ

長年決まった得意先から降りてくる仕事をこなすだけで過ごしてきたのです。それがいけなかったのでしょう。いかに仕事をもらう事が大変なのか、この年になって切実に感じています。というか、どうやってもとれない。

毎日のように会社やお店を廻っていて思うのは、つまるところ、商売は皆同じという事。どの仕事も同じなんです。

得意先は物やサービスを売って、私はそのサポートをするなんて考えているうちはダメです。私もサービス業ですが、得意先が顧客に物やサービスを売るのと同じように得意先にサービスを売っているんです。そう考えられない(少し前までの自分)のは、きっと私がサラリーマン根性で仕事をしていたんだと思います。全然企業家や商売人じゃなかった。

最近の私は少し変わってきました。商売人に近づいたかなと思います。そうなってるといいんですけど。一個のイモを売る商売と、デザインをして印刷物を作るのと、何も変わらないのです。売るものの違いなんて関係ない。商売がうまい人はそれを上手に売れる。下手な人は売る事が出来ない。それだけ。

今、顧客を得る事が出来ない私はまだ、商売が下手なんでしょう。でも一生懸命考えてがんばって売っていきます。最近、ちょっと楽しいです。

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