店舗と事務所

うちが創業したのが1994年。創業といっても何も考えず、何の知識もなく法人登記をした。当時はバブルの真っただ中だった。九段下のワンルームマンションを借り、初めてのmac(vx)とモノクロコピー機、FAXをいずみやでリースした。それから18年、事務所と名のつく場所を借りて仕事をしてきた。

仕事の仕方次第だが、うちの会社にお客さんが来る事は滅多に無かった。

最近、サテライトデスクとして居させてもらっている業務提携先のお店が都筑区にある。必要な作業が発生した時は出向いて仕事をしているのだが、お客さんがお店に来て「コレを作って欲しい」というのが、見ていて新鮮なのだ。これは、今まで私がやってきた仕事には無い事で、頭の中にもなかった。

仕事を受けるのは、知り合いの紹介や得意先の関係者への「何かあったらお願いしますよ」的な営業(?)くらいだった。もちろんこんなことではいつか仕事は先細る。しかしそれ以外考えられなかったのだ。

さて、お店に行くとどうだろう。決して何もしなくても人が来る訳じゃないが、全く知らない人が、あちらからお店を探してやってくるのだ。この方式を、少し、いや大いに見習わなければならないと思う。今や、ネット社会。ネットでコレをやるとどういうカタチになるのか?事務所(私の場合は自宅)にこのエッセンスを入れるとどういうカタチになるのか?集客、お客さんと知り合う、触れ合うということを、もっと真剣に考えなければならないと思う。

 

 

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